創業1877年創業、茨城県つくば市に蔵を構える浦里酒造。
創業当初の銘柄は『福笑』、現在では『霧筑波』を代表銘柄として地元茨城で95%消費と愛されています。

現社長である『浦里 浩司氏』の修行先が出羽桜酒造であり、その当時によく使用されていた『小川酵母』に着目していました。
現社長が浦里酒造を継ぐにあたって地酒を醸すコンセプトの中で茨城県発祥の『小川酵母』を中心に醸す事となりました。

2018年に後継者として『浦里 知可良氏』蔵入りしました。
お酒の歴史に詳しい方ならピンと来たと思いますが小川酵母の生みの親である『小川 知可良氏』の名前と同じです。
小川酵母に惚れ込んだ現社長が名付けたとの事でプレッシャーが凄いです(笑)

跡継ぎの知可良氏は農大醸造卒業後、出羽桜酒造、旭興醸造元、酒類総合研究所で武者修行した強者です。
2020年の8月に特約店限定ブランド『浦里』を立ち上げました。
コンセプトは勿論『小川酵母』を極める酒造りです。その中で地酒として茨城県産の米、水、酵母、麹菌にこだわります。
スマートな外見からは想像出来ない負けん気の強さは今後もストイックに酒造りを積み重ね努力していくことは言うまでもありません。