大信州酒造

-だいしんしゅうしゅぞう- 長野県松本市

2020年10月より新規取り扱いとなった大信州酒造は2020年に松本市本社に醸造所を改装し
造りから瓶詰めまで本社で行う事が出来る様になりました。
2020年10月に初めて蔵にお伺いし、建物、設備の充実等に圧倒されました。

北アルプスの雪解け水と契約農家10件のひとごこち、金門錦を使用します。
お米に関しては栽培家と毎年毎年、協議、勉強会を重ねます。
その為に、契約農家のお米ごとに仕込み、味の均一化の為のブレンドは行わずにシングルタンクで製品化します。
契約農家のお米の個性がタンクに反映されると大信州社長の田中氏は語っていました。

新設しただけに造りの動線は無駄がなく素晴らしいです。
省ける労力は省く姿勢ですが、大事な所は醸造設備に頼り過ぎないハンドメイドを大事にしています。
機械に頼り過ぎてマニュアル化して行くと人は考えるのを辞め能力が上がりません。
醸造器具に頼った70点酒ではなくて失敗もあるけど100点を目指し酒造りに挑む、失敗から学ぶ事も大事だと社長は考えています。
原料米栽培家との絆が酒米の品質につながり、積み重ねてきた醸造技術が美酒を生む。
大信州酒造は今後も成長し続けます。