泉橋酒造いづみばししゅぞう 神奈川県海老名市

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蔵の近辺を流れる相模川の流域は弥生時代から稲作が 盛んで河川敷は上流から運ばれてくる土壌と水利に 恵まれ穀倉地帯の中心だったそうです。

その昔、相模川の支流に泉川(いづみかわ)があり 蔵の近くが橋場となっていて、その由縁で 泉橋酒造と命名された様です。

『酒造りは米作りから』からのコンセプトのもと、 専務取締役『橋場友一氏』が中心となり 地元の農家の方との共同研究による酒米『山田錦』『雄町』 『亀の尾』を中心に栽培し、現在では仕込みの約9割を 使用しています。又2006年度より精米機を導入し 自社にて精米も行う徹底振りです。

地元と密着し海老名自体を全国に発信する姿勢は 販売店としても微笑ましく思えます。自らが手掛けて 栽培した酒米を使用し、自らが酒を醸す『農家=酒蔵』の 考えは、とても御苦労があると思いますが、共感出来ますし 気持ちの込もった旨い酒が出来る訳です。

完全発酵の辛口を基本とし米の恵みを酒に表現する 泉橋酒造は今後も注目の蔵元です。