鈴木酒造店※旧蔵すずきしゅぞうてん 福島県双葉郡

創業は江戸時代末期、その時代から浪江町請戸という海が間近な港町に蔵を構えています。 船のエンジン音が聞こえるぐらい近く『日本一、海に近い蔵』です。

請戸川のヤナ場は幅120mと東北一の規模を誇っていて、 9月下旬から11月下旬まで鮭狩りが行われます。

社長様の御子息の鈴木兄弟共に東京農大醸造学科にて酒造りを学び、 他県の蔵元にて修行し現在家業の酒造りの核となっています。 ちなみに弟さんは私の大学時代の同級生であり研究室も同じでした。

『簡単に難しく旨口酒。のどの奥が丸くなる酒。』を追求し、漁師町に相応しい正に 『海の男酒 』を醸しています。

鈴木酒造店のドッシリとしたトロミのある酒質は仕込水に 発酵の進みやすい硬水を使用しているからです。 『酒質に人間性が出る』、本当に熱き温かい蔵元です。